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いや、もうなにも言うまい。
というか・・・もう、
最高だぁ!(泣)
いやぁ〜、とにもかくにも、よかったぁ!
めっちゃ幸せですぅ!
やばいってこれは。
第1部の『デパートメント・ストア』は楽しい舞台のはずなのに、最後の方ではなぜか
涙があふれて止まらない!
第2部の『凱旋門』は言うに及ばずあの全体を多い包む黒い影が心地よく、最後の方では、またまたくどいが、
涙があふれて止まらない!
こうなってはどうしようもない。
どうこう考える前に、体がやばい。
こうなれば★だって●だって■だって、あればあるだけ積んでおこうとなってしまう。★★★★★に疑問を覚える方もいるかもしれないが、もうどうしようもない。
いつもは少しは考えて★をつけているけれど、今回は考え無し。ゼロ。
今回の上演の構成や作品の演出など、今までの大劇場作品としての様々なルール、もしくはお約束というものがあったとすると、それらとは一線を画しているように見えます。
だからでしょうか空席が目立っていましたが。でも私は、
「こういうのもいいよね」
と思ってしまう。こういうのを観ることができて幸せだぁ、とも。
いわゆる、宝塚らしいところを強調した舞台が今まで観てきた舞台とすると、今回のこのような舞台が実は素なのかなぁ?
考えてみれば、宝塚の宝塚的な所って最初には無かったんでしょうし、宝塚が現在のような様式?になったのはいつ頃なんでしょ?
宝塚について、未だ浅学な我が身を戒め、理解を深めたいですねぇ。
そんな事は置いておいて、さっそく劇場に着いた私です。
今回劇場に入ってから、何か変な気分。
男一人で劇場内を闊歩するのも、特に抵抗は無くなっていたはずなのに、なにかそわそわします。
といろいろ考えてみれば、実は雪組公演は半年ぶり!
劇場の座席に座るまで気づかないのもどうかしていますが。
雪の公演は3月の公演以来!
まひるさんに関して言えば、当然4月のバウ公演以来になるのですが、それでも5ヶ月も間が空いていたなんて・・・ いや、ま、ベルリン公演の中継は観ることができていたのですがね。
そんなに気にしてしませんでしたけれど、
そんなに雪組が好きだったっけ?
申し訳ないけれど今までどこの組の公演でも思わなかった、こんな事を思いつつ。
「お帰りなさい!雪組!」
そんなこと考えつつ、さて、上演です。
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●『デパートメント・ストアー』
とにかくわかりやすいです。
今まで観てきたショーは、どれをとっても夢やイメージで構成していたものばかり。
これでも全体としてのイメージはたどることができても、それにストーリーを見いだすのはステージを観るだけでは不十分。
パンフレットでも正塚さんの言葉にありましたが、確かに、このショーは歌と踊りだけのミュージカルという作り。意味をわからせるのに十分な歌と踊りと演出が加えられています。
そして最後には、そのストーリーに思わず涙してしまったのでした。
んー、これは自分が販売業をやっていたからかなぁ。
ラストに涙してしまったのは。
そうだよなぁ、ゾンビになったときって、確かにありましたからねぇ。
会社が潰れそうになったり。
そういう記憶があると、ラストのナンバーとあの明るい店員の顔を観ているだけで
涙も出るって!
とにかく出演者全員、元気!
最初から最後までだれることがなく、テンポよく楽しいままあっという間に終わってしまいます。
おもちゃフロアーの場。
一人すごいドレスの月影扮するジャネット。・・・ん〜〜(困)
この場、わかりやすすぎて、観ていてちょっと恥ずかしくなってしまった。
途中でコギャル語をしゃべる女子店員達。
・・・おいおい!
あ、まひるさんまで
・・・おいおい(笑)
轟扮するフレックス。
彼のような自由なイメージを背負っている役は、やっぱり轟!と思わせます。
(と言ってはいますが『凱旋門』のラヴィック役の轟もかっこよかった・・・)
貴城けいさん、成瀬こうきさん、朝海ひかるさん。
当然今までも観てきたのですが、今回は三人共々えらいかっこいい!そして楽しい!
音楽もわかりやすいナンバーばかり。
宝塚色はやや薄いです。
とにかく楽しい。
あっという間の45分?ぐらいでした。
●『凱旋門』
この作品は、まず音楽!
ミュゼット!
タンゴ!
タンゴは宝塚でもよく使われると思うのですが、宝塚でミュゼットは初めて聴きました!
よもやミュゼットまで聴けるなんて思ってもみなかっただけにかなり感動です。
あぁ〜!ジャンゴ・ラインハルトが!ステファン・グラッペリが!
当然、彼らの演奏が出てきているわけではありませんが、全編を通してアコーディオン、ギター、バイオリンなどの音色を聞くことができます。
もしこの作品を生オケで観ることができたら!と思うともういてもたってもいられません。これは1000daysの(泣)どころですね。
仕方ありませんが。
当然ながら、歌も良かったです。
そんなすばらしい歌・曲に乗せてこの『凱旋門』は進んで行きます。
この『凱旋門』について、私は原作もなにも全く知りませんでした。
観てみて。
暗い。
あの沈み込んで行く町の空気と、ラストのジョアンとラヴィックの・・・で、最後まで沈みっぱなしです。
ラストの「この後どうなるの?」っていうところでフィナーレになってしまうので、どうもフィナーレが乗りきれないまま幕が降りてしまいました。
これでよかったんですけれど、どうしても重すぎた。
でも、このままで私は十分に満足できました。
最後、フィナーレ無しにして終わりにしてしまっても良いと思ってしまった。
でもそれでは、観ている人も引いてしまう?
ラストに救いが無くなってしまうし。
(いや、全く救いがないわけでもありませんが・・・)
強いて言うと、序盤のジョアンが自殺を図ろうとしてラヴィックに助けられ、その後歌手として成功するという部分の展開が非常に速かったように感じ、少し残念。
それから、舞台の時間的な制約などもあるのでしょうが、ラヴィックとジョアン以外のキャラクターの描き方が浅い部分も気になりました。
これらは上演の物理的な枠があるのですから仕方ないのでしょうが。とはいえ、この作品だけをピンで上演するほどはまだできないんですねぇ。(それはそれでおもしろいとは思うのですが。過去にはそういう作品はないのでしょうか?)
ジョアンに対するラヴィックの言葉や仕草が、
心に刺さって仕方がない!
ラヴィックに感情移入して観てしまいました。
パリへ帰ってきてジョアンをと再会するものの、アンリと一緒にいる事を知り、ジョアンの元から去るところ、ラストにジョアンを楽にしてやるところなど。(泣)
関心がないわけではないけれど、淡泊な口調になってしまうとか。
画に描いたようなかっこよさではなくて、思わず共感してしまうキャラクターでしたね。
轟かっこよかったですねぇ。落ち着いた演技が。
まひるさん?
彼女を含めて、ラヴィックとジョアン以外はおまけです。
ファンは普通こんな事書かないのか?
でも、この作品この二人で充分だったので・・・
セットのダイナミックな動きと流れ。
町がより大きく表現されていましたね。
セットの壁がカフェテリアになったり、警察署になったり、クラブの入り口になったり。さすがプロの仕事です。
ドライアイスを降らせて霧雨を表現していたところありましたよね。
(固まりではなくて、煙です)
00/10/28 追補 - この演出は、照明効果だったようです。うむ、さすがプロ。すいませんでした。>ALL
初めての人にもおすすめできるかも。
友達を連れて行こうかなぁ・・・
ありがとう宝塚!
ありがとう雪組!
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