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宝塚歌劇宙組公演

宝塚グランド・ロマン
『望郷は海を越えて』

作・演出:谷正純
作曲・編曲:吉崎憲治・宮原透
録音音楽指揮:佐々木愛一郎
振付:西崎真由美・尚すみれ
擬闘:清家三彦
装置:新宮有紀
衣装:任田幾英
照明:勝柴次朗
音響:加門清邦
小道具:伊集院徹也
効果:扇野信夫
演技指導:村田富久
演出補:中村一徳
振付補:西崎峰
装置助手:國包洋子
衣装補:河底美由紀
小道具補:谷田祥一

グランド・ショー
『ミレニアム・チャレンジャー』

作・演出:石田昌也
作曲・編曲:西村耕次・南安雄・ボブ佐久間・小野寺忠和・SASA
録音音楽指揮:大谷木靖
振付:藍エリナ・前田清実・入江利明・SAM(TRF)
装置:石濱日出雄・関谷敏昭
衣装:有村淳
照明:安藤敏雄
音響:加門清邦
小道具:伊集院徹也
効果:切江勝
演出助手:藤井大介・鈴木圭
装置補:広森守
照明補:西川佳孝
小道具補:田中武彦

出演:和央ようか、花總まり、樹里咲穂、彩輝直、大峯麻友、出雲綾、真中ひかる、陵あきの、朝宮真由、水夏希、南城ひかり、朝比奈慶、久路あかり、久遠麻耶、他宙組

舞台監督:藤村信一・中村兆成・香取克英・宮脇学

舞台美術制作:株式会社宝塚舞台
録音演奏:宝塚歌劇オーケストラ
制作:北野靖
制作・著作:宝塚歌劇団

 

日時:2000/11/20(月) 1:30pm開演
会場:有楽町 宝塚1000days劇場
座席:C席31列48番 \5,500-(消費税込)

主観星
『望郷は海を越えて』:★★★☆☆
『ミレニアム・チャレンジャー』:★★★★☆


今日は雨も降って寒いです。

とその中を、1000days劇場へ宙組公演の観劇へ。

まず簡単にどうだった?というと、

(^o^)/~ うん!よかったよ!

って感じでしょうか。
なにやら懐かしい感じがしますが、全体を通して『宝塚』って感じでよかったです。

ちなみに今回の主観星は二つそれぞれにつけました。
差がどうしてもあって、妥協できなかったので・・・


『ミレニアム・チャレンジャー』は

Good!

ミレニアムって言われてもどうもイメージが沸きにくいタイトル。そしてパンフレットをあらかじめ見ても「???」という感じ。そんなかんじで少々不安に感じていましたが、実際のステージを見てみると「おおっ!こりゃいい!」ととても楽く観ることができました。

テーマというものが無いわけではないみたいですが、ビュッフェ形式で色々楽しめるステージ、と言って良いかと思います。本当にいろいろ楽しませてくれます!

 

パンフレットを観る。

「ミレニアムの青年」
「ミレニアムの娘」

思わず「なんだこりゃ?」(笑)なんて。
いや、なにもこのネーミング方法はいつも通りなのに、ちょっとおかしかったです。
すいません、自己満足ネタで。

 

もう、とにもかくにも踊りまくり!いやぁ〜

かっこいいぞ!

宙組ってエネルギッシュだなぁ・・・

 

『大漁ソーラン』の場、もう、

かっこいい!

っていうか、樹里咲穂

やりすぎ!

トップ食ってるって。あれじゃあ。(笑)

『SAKURA』の場。

いい感じ!

この2場は特によかったですねぇ。

 

え?SAMの振り付け?
いや、とりわけすごいとは思わなかったんですけれども・・・
マスコミ受けしやすいネタを盛り込んでみました、って訳ではないよねぇ。
びっくりするほどではないかも。


今回唯一残念なのが『望郷は海を越えて』。

こちらでは生徒さん達の演技や歌、ダンスを中心に観ましょう。

本は二の次です。
この作品で涙を流しては、

涙がもったいない

計算されすぎてしまった展開に、私は少々引いてしまいました。


和央ようかさんの初トップ作品。
当然かもしれませんが、他の生徒さんともバランスもいいし、浮くという感じもなく、安心して観ることが出来ました。びっくりするような何かがある、とも感じることはできませんでしたが、

いい感じ

でしたね。花總と組んでもすごい違和感なく自然な感じ。とにもかくにも

いい感じ

でした。(具体的でなくて申し訳ない)

ちょっと思ったのですが、グラスを使わないで遠目で彼女を観ると、ちょっと目つきが悪く見えてしまうような気がしますが。(笑)
気のせいかなぁ・・・?いや、そんな感じがするなぁ、と思っただけ。どうでもいいところですね。

 

樹里さん、いい感じに濃くてよかったです。
やはり上手いねぇ。

 

彩輝さん、歌にちと難があるような・・・
お疲れ気味なのかもしれませんが、音がのびませんね。
ちょっと残念。


全体としては、安心して観ることができます。

残念な点はあるけれど、どちらかというと好印象でした!

 

 

今回、宙組の生徒さんのお名前とお顔がほとんど知らないという事実に気付く!

なので、ここでは生徒さん個人の感想は基本的に無い!

すいません!(泣)

もっと勉強します。平に平にぃ〜!

 

 

警告

以下、作品のネタばれ的内容の記述がある可能性があります。
あらかじめご承知の上、各自のご判断でお読みください。

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『望郷は海を越えて』についての雑感を少々。

なんだこりゃ?

なんて言うと、どこかからお叱りが来るかなぁ〜
パンフレットの知識までしかない私ですが、この作品ベースは悪くはないと思うのですがねぇ。
なんか違和感を感じつつ。

まず泣きのシーンの演出。
無理矢理に泣かされてしまう気がしてちょっと引いてしまいます。
ストーリーの流れの中で人が死ぬのは仕方ないとしても、どうも簡単にどんどん死んでしまうので驚きます。それらには画に描いたような『感動的』な演出を施されておりますが、テクニックがきわだって見えるので、私は泣けませんでした。露骨に「泣け!」って言われちゃ泣けない。

難破して陸にたどり着いて、やっとこさイルクーツクにたどり着く、というシーン。
すごい苦労して陸地にたどり着いたと思ったら、すぐ直後に村人のそれはそれは楽しく歌い踊るシーンが来ます。
直前が「雪と氷の」と非常な厳しさを感じる大陸に来た、と見えるのに(確かそのようなセリフを言っていたと思いますが)、その土地に住んでいる人は実はすごい楽しんでいて厳しさを全く感じさせません。 そのギャップに「本当に深刻な状況なのか?」と感じてしまいました。
なぜ村人が歌い踊っていたのかは後にパンフレットを読んで理解はしたのですが、それがわからないと劇進行中は違和感が残ってしまいます。
そして深刻な状況に見えないまま凍傷のシーンが来て、今度は逆に「何でこんなハードな・・・」と、どうも振り回されてしまいます。

海人がエカテリーナを救うシーン。
エカテリーナと海人を無理矢理出会わせようとする強引なエピソードに見えて仕方がない。
「そうだよ」と言われそうだけれど、その後の展開を導くために強引に作られた感じがしてしまうので残念。

ロシアの政変のシーンをあそこまで描く必要があったのかな?
あのシーンがないとストーリーとしては海人が日本に帰るきっかけが出てこないから仕方ないのでしょう。しかし、真ん真ん中にどーんとシーンを持ってこられてしまい、海人の存在感というか、彼自身の苦労などがほどほど感じられなくなってはいないでしょうか?
すると海人は、まぁ、やることはやったしそれなりにがんばりもしたのだろうけれど、結局は成り行きじゃないの?、とも感じてしまう。

そして最後には「結局なんだかよくわからないや」と。

描こうとしているものはなんとなくわかるのですが、どこにポイントを置きたいのかがはっきりしないのでのめり込めないし。

海人やエカテリーナ、由布姫、蔵人他、登場人物のそれぞれの描き方が中途半端なのかな?
生き残った海人と仲間の流れ着いた先での生き様にポイントを置くとか、ロシアではそこそこに、日本から飛び出す段、帰国する段を強調して、鎖国の厳しさが2人を分かつ・・・とか?
とにかくウェイトが全体にまんべんなく置かれているので、どうしても山無し谷無し。
もう少しメリハリをつけて、全体にダイナミックな流れを見せて欲しかった。

こういう構成は上演時間などの関係もあるから、こう簡単に「ああ良いこう悪い」と言っても実際に書く側の苦労は大変なものがあるのでしょうけれどね。

 

それ以外は

Good!

だからこそ残念で残念で仕方がない・・・(泣)

練りが甘かったのか、練りすぎてしまったのか・・・

 

 

横に座っていらっしゃった女性は、涙を流しつつ観ていらっしゃっいました。
そういう反応が普通なんだろうなぁ・・・ とも思いつつ。

ちょっと素直になれない私でした。

はい。

 

では!!!

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