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千秋楽間近でしたが、月組の東京公演へ。
新しいトップのお披露目公演でもあったわけですが、ひとまずどうだったかというと、
the お披露目公演
でしょうか。
物語としては特筆すべきものは無いと思います。
新トップの紫吹淳さんと映美くららさん、そして月組の紹介公演という印象です。なので、物語などよりはダンスや歌を中心に見た方が楽しめるかと。
作品自体は淡泊です。
宝塚を見てきた人にとっては色々と観るべき点があるでしょうから悪くはないと思うのですが、初めてこの作品を見るとちょっと不幸かも。
新トップと新しい月組を観ることができるということでは満足!
良くも悪くも生徒さん押しの公演です。
●大海賊
ストーリーはどうでもよい感じ。かなり無理矢理?な展開。
それよりは随所に展開するダンスや歌、そして新トップの雰囲気を中心に楽しんでみていました。
話自体は悪くないと思うのですが、見せ方?構成?でもっと観やすくなるのではないかなぁ?などと思わせられます。
時間の展開が最初から最後までまるで一直線に描かれているだけで、盛り上がりどころ見えず、特に序盤が駄長に感じます。
エミリオ(紫吹淳)の復讐物語なのでしょうが、その割りには重さを感じさせない。
くららさん(映美くららさん)とりかちゃん(紫吹淳さん)の絡みも少ないです。
襲撃して出会うのがほとんど後半になってからだし、2人が惹かれてあってしまうのがあっという間。この展開の速さにかなり驚いた。実際に観ていて「いつふたりは出会うのだ?このままでは終わっちゃうよ・・・」と本編とは違う意味でドキドキ。
つまり物語を期待してみてしまうとキツイです。
ダンスシーンを観てもらうために場がある、という目的だったのでしょうか?
そういう意味では成功しているかと。
場の印象無しです。すいません。
●ジャズマニア
2000年9-11月に月組大劇場での公演で『ゼンダ城の虜』『ジャズマニア』という組み合わせで上演されていましたが、東京宝塚劇場では上演されていませんでした。今回トップは代わりましたが、一年の間を空けての東京上陸です。
『美麗猫』を手がけた作家陣の作品。
あっという間に時間が過ぎてしまいました。それぞれの場や曲などは良いと思うのですが、全体としてまとめてみると淡泊。ぐっと来ませんねぇ。
それぞれの作曲家さん達は・・・
高橋城さん やっぱり上手いです!
吉田優子さん 手堅い仕事です!
鞍富真一さん ん〜・・・
結局作家さんが何を求めるかによって作曲家さん達から引き出されるものも変わってくるでしょうから、その点では同じ作曲家さんでも、上手い下手は出てきてしまうのだと思います。作曲家さんそれぞれの仕事としては中庸の出来で、正直満足できるほどではありませんが、その中でも高橋さん、吉田さんなどは手堅くまとめてきていたので、さすがの一言です。
というわけで、作家さんにはもっとがんばって欲しいですね。
こちらも場の印象無しです。
高橋さんがかんでいれば、メロディーラインでも記憶に残るかと期待していたのですが、まるで残りません。残念。
●紫吹淳さん
トップとしてのりかちゃん(紫吹淳さん)の演技などは、今までとはちょっと違う雰囲気を感じました。
大海賊では、ちょっとした仕草などまで、すごい決まっています。
演技としてはやりすぎかも?と感じるぐらいに『男役』されていますね。(笑)
ま、改めて書くまでもないですが、ほんと、かっこいいです!
●映美くららさん
かわいい娘役さん。きれいというよりは、かわいい優先。
女王様ではなく、お姫様という印象。
目がくりくりしています。なんか・・・リスっぽい。ちょっと笑顔で前歯が見えていると、ほんとリスみたい。(笑)
彼女の演技を観ていると、彼女の演技に引き込まれるというよりも、彼女が役の人物に同化しているようにみえてしまいます。なので、反対に他の生徒さんと異質に見えてしまう瞬間がありました。演技しているように見えないんですよね。
りかちゃんと視線を合わせるときに、これまた素で笑顔。
とにかく素に見えます。不思議。
●湖月わたるさん
JAZZMANIAでのわたるさん、今回初めて感じましたが、かわいい方ですね。
目と頬の雰囲気でしょうか?
お披露目、という意味では充分な公演。
とはいうものの、やはり作家陣にはもう一押しがんばって欲しいところです。
新しい月組は、正直安心です。良い作品がくれば、きっともっと輝いてくると思います。
これからの月組に、更に期待して!
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