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宝塚歌劇雪組ACTシアター公演 『殉情』 原作:谷崎潤一郎 舞台監督:佐藤昌則 出演:絵麻緒ゆう、紺野まひる、萬あきら、箙かおる、飛鳥裕、灯奈美、森央かずみ、早風優、すがた香、夢奈さや、花純風香、汐夏ゆりさ、麻愛めぐる、音月桂、涼花リサ、他雪組 日時:2002/4/1(月) 3:00pm開演 主観星 |
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と、雪組の東京特別公演へ行ってきました。 雪組新生トップ だったわけですね。 観劇前、この作品『殉情』に対する印象は、かならずしもぱっとしたものはありませんでした。 なに?このポスター? って程度のもの。特に 「なぜまひるさんはうつむいているの?」 なぜなぜ?といった具合。 「どうなんだろう・・・」 最後は例によって「和物か・・・」という一抹の不安は残りつつ劇場へ向かったのであります。
ACTホールに入って一言。 「1000days劇場が懐かしい・・・」 そう、この劇場、なんだか仮設小屋というかプレハブ小屋というか、なんかそこかしこにそういったニュアンスが感じられるわけです。
と、この今回の『殉情』ですが、 「(泣)!」 もうこれだけです。 「とにかく最高!」 再演物&原作物らしいのですが、そういう前提が無くてもわかりやすいですし、いい感じです。 ちょっと昔の話ではあっても、単に昔の話にしてしまうのではなくて、狂言回しとして現代の一組のカップルと老考古学者が、現代と当時との時代背景の違いを簡単に説明したり表現してくれるので、更にわかりやすくみることができたのかもしれません。
物語の触りを極々極々簡単に。 と、かなり簡単すぎますが、まぁ、こんなところで。 ラストが印象的なんですけれど、佐助の気持ちもわかるけれど・・・でも春琴の気遣いも見れたし。
奉公人の佐助役、絵麻緒ゆうさん
お琴、春琴(しゅんきん)役の紺野まひるさん。 あ、いいなぁ・・・ って。気ぃ遣っているなぁ、というのが感じられて。 まひるさんの演技が上手くなった、というよりは、やりやすい役なのかも?
春琴に言い寄ろうとする、ボンボンの道楽息子?利太郎役は箙かおる(えびらかおる)さん。。
以下ネタばれ系でおねがいいたします。
春琴が弟子を教えるときに、三味線のばちで殴る?こと。 見ていて、こんな春琴って、ちょっとどうなんだろう・・・ と思っていましたが、これがラスト引っかかってくるので、納得。
何者かが春琴の顔に大やけどを負わせ、春琴の、佐助には顔をみられたくないという言葉を聞き、佐助も盲目になるというラスト。 「ただ今佐助は、めしいになりました」 と絞り出すように発するセリフ。 「痛かったでしょう・・・」 というと。(確かこんな感じのやりとり) それまで、何か微妙に続いてきた緊張感が一気に溶けて、「よかったねぇ〜」とは間違っても言えないけれど、佐助、春琴に妙に感動。 とはいえ、なかなかに辛いわけで。 (泣)
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