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『ふたり』 原作:赤川次郎「ふたり」 1991年5月11日松竹系公開作品 主観星:★★★★☆ |
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大林宣彦監督による新尾道三部作の一作目。 大林作品にはまってしまったきっかけになった作品だけに、個人的評価は 「観てほしい!」 です。 しかしながら、実は赤川次郎の作品は好きではない。 とはいうものの、この映画は好き。 小説がまるでうそを前面に出されてしまっているような感じを受けるのに対して(これは小説に対する認識が間違っているのかもしれませんが)、映画にされるとそのうそが映画のリアリティーと中和してしまうからなのでしょうか。 とにもかくにも、赤川次郎の原作よりは出来ている映画だと思います。
何が良かったんでしょう。 普段意識することのない死があまりに近くに描かれているからでしょうか。 淡々と流れる時間と音楽だけでしょうか。 となれば、表層的な部分の好き嫌いぐらいは書いておくとして。 まずはキャスト。 まず、千鶴子役の中嶋朋子のファンだったので、彼女が出てくるだけでかなり盛り上がる。まるで画に描いたような才媛ぶりなので・・・ ってそれらのほとんどは設定上の話。実際には美人で性格がよい、という部分しかわからないですね。それでもまるでイコールになってしまう部分が彼女の存在感か?それじゃあまるでオードリーですがね。 そして音楽。 しかしながら、発表会でシューマンの『ノベレッテン』を演奏するところで、曲の後半にシンセサイザーがかぶさって曲をより盛り上げていますが、あれはいらないと思うのですが。 ストーリーも全体を流してはよいのですが、はじめの実加が襲われるシーンは、何か取って付けたような感じがします。映画では千鶴子が出てくるきっかけが必要なんでしょうが、映画以前にNHKで放送された版では、この部分は違っていたように感じます。 結局、いやなところと言ってもNHK版と比べた際の違いで、NHKをオリジナルと考えるとどうしてもその違う部分が気になってしまいます。 んー、ストーリーについて何かいえればよかったですが、今の私にはどういってよいのかわかりませんので、今回はこのまま終わり。 |
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