| 演劇
芸能生活二十五周年記念 吉宗評判記 脚本:土橋成男 『歌う絵草紙』 演出:松平健 日時:2000/5/31(水) 18:00開演 主観星:★★★☆☆ |
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そもそも、何でこの公演を見に行く事になったのか。 あまりに不思議なので、この曲のCDを探そうにも、実にどこの店に行っても置いていない。 そこでたまたま、地元で公演があるというので、『コサキン』リスナーの友人と共に参りませう、という運びになったわけです。 動機がそんなものだから、当然というべきか、公演内容よりも『マツケンサンバ』が聞けるか、という方が重要。今までもこのような公演には来た事が無かったので、最悪寝て過ごしてもかまわないかなぁ・・・ などとも考えつつ、当日を迎える事となります。
構成は休憩が2回入って全3時間、第1部『暴れん坊将軍』で2時間、第2部『歌う絵草紙』が30分。 で、そのような非常に偏ったイメージを持って公演に望んだ私の感想は? 「思った以上に楽しめます。 ですね。でもほんと思った以上に楽しかったです。 第1部の『暴れん坊将軍』は、テレビ版のそれに舞台独特の間や笑いを取り入れつつも、殺陣や名乗りなどのお約束どころの締めるところは締めて、舞台なりの楽しさが出ていたと思います。 第2部は、宝塚で言うレビューです。松平健の歌と踊りによるショーですが、第1部とはがらりと印象が変わってしまうので、ある程度慣れていないとびっくりしてしまうのではないか、と心配してしまいます。 好きで進んで観に行く、というまではいきませんが、もし付き添いなどで行く機会があっても失敗はしないと思います。
第一部の『暴れん坊将軍』はいわゆるテレビ版に『お江戸でござる』を足したような内容。
今回の目当てはどちらかという第2部の『歌う絵草紙』だったので、こちらについては少々流れをご紹介。 第2部は、観ている方がびっくりするぐらいに唄って踊る松平健&第一部の出演者の方々。 この手のショーは宝塚しか観たことがありませんが、彼が宝塚を手本にしているのははっきりわかりますね。
そして最後に『マツケンサンバ』! それまではどちらかというと静かな曲、ムード歌謡路線で進んできていたのがいきなり派手なイントロが始まります。 となりに座っていたお客さんは「?」と唖然としている様子。 ステージには、それまではまだ落ち着いた着物を着ていた方々が、ぴかぴかの着物を着て舞台奥手から出来ます。手に手に派手なバトンを持って踊っています。 イントロの最後! 全身スパンコールをちりばめた着物 を着て松平健、いよいよ登場です! 客大爆笑! 自然と手拍子が始まって、おおっ!盛り上がってるぞ!
『マツケンサンバ』は先のラジオか、公演にでも行かない限り聞く事ができないでしょうからその点はいくらここで興奮して書いていても私めの筆の及ぶところではありません。その点は非常に残念で仕方ないですね。 ちなみにあの異常な長さのイントロや間奏はあれがレビューのフィナーレを飾る曲と知っていれば不思議ではないのでしょうが、実際に見たことがある人なんていないでしょうから仕方ないですね。
そして、マツケンサンバが終わると鳴り止まない拍手が! 最後に出演者一同舞台にそろって、松平健の挨拶です。 「本日は楽しんでいただけましたか?」 またまた大きな拍手が! 「暴れん坊将軍、見てくださっていますか?」 更に大きな拍手が!
そして感謝の言葉と共に、再度マツケンサンバが流れて、幕は降りてゆくのでした。
今回はコサキンの流れで、 いくらなんでも、メインは劇で、役者でしょう。 しかし松平健は違う! 第1部でも、手堅く脇を固める役者以上に多彩な松平健を見せてくれたし、更にそれ以上のパワーを使って第2部をやってしまうなんて、どうかしている。 しかし、「人を楽しませる」為には持っているものを全て出そうとしている事は感じられたし やつは本気だ! あんなにすごい役者を、年寄りの道楽の為だけに興じてはならないぞ! これが大衆演劇・芸能というものなんでしょうか? |
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