| 演劇
サクラ大戦歌謡ショウ 帝国歌劇団 第4回花組特別公演
作・演出・総合プロデューサー:広井王子
日時:2000/8/4(金) 6:00pm開演 主観星:★★★☆☆ |
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サクラ大戦。 広井王子が数年前にセガのゲーム機用のロールプレイングゲーム?として企画して発売したゲームが元になります。時は大正、帝都にはびこる妖魔に対峙すべく設立された部隊が帝国歌劇団だそうで、表向きはショーを行っているものの、その劇場の地下には各種研究所、司令所などがあり、対妖魔組織として日々帝都の治安の維持に勤めている、というわけで。隊員は全て女性。隊長は男。これでゲームとしては成立してしまいます。 この設定の表向きは、宝塚を模している、とは広井王子のお言葉。 そのステージとなれば、何か期待してしまいますが、今回たまたま友人から千秋楽の観劇に誘われたので、これは良い機会と言うことで観劇です。
ステージの構成は、第1部が「アラビアのバラ」を公演する歌劇団員達のサイドストーリー。こちらはコメディですね。楽しいステージです。 そして第2部が「アラビアのバラ」の公演となります。ミュージカルです。ストーリーは、王位を次いだ兄と、その圧政に苦しむ民衆にその弟が味方し、民衆を圧制から解放し、更にその兄と弟の融和を描く・・・?感動を誘う(という設定の(笑))作品です。 という流れなのですが、まずは感想です。 イベントとしては最高! でも、演劇、ミュージカルとしては ★☆☆☆☆ でした。 私はかなりまじめなステージと思っていました。そもそも、ゲームが元のステージでそのように考えること自体が間違いだったようなのですが、しかし、ここまでイベント化されたステージだとも思ってはいませんでした。第1部のコメディは純粋に楽しめたのですが、第2部のシリアス編に入ったら、その作り込みの甘さに思わず寝てしまいそうになりました。 「サクラ大戦」をやったことがあり、かつ好きならばお勧めでしょう。 私を誘って下さった友人は(彼はゲームもアニメも楽しんでいるようですが)、非常に感激しておりました。 この作品のキャスティングには実際にゲームなどでその役に付いている声優さんがそのままその役を演じています。更にそのキャラになりきってコスプレまでしているので、遠目で見るとそのままそのキャラになってしまっていて、「キャラとまるでそのまま一緒じゃん!」と突っ込みたくなるぐらいです。声優さん達はとにもかくにも声は立ちますし、更に姿も似せているとなれば、キャラがそのままそこにいるように感じられても不思議ではないのかもしれませんね。 更にこの作品で登場している声優さん達が、業界でも名の通った方々ばかり。 このキャスティングで1週間も公演を打てるというのはすごいと思ってしまいました。 今回の出演者の中で一番印象に残ったのが 藤枝かえで役の折笠愛さん。 とにかく歌が上手い。声が通ります。 注目ですね。 登場の姿は唯一普通のスーツ姿なので、下手をすると単なる歌のお姉さん状態ですが、他の役者に比べて圧倒的に上手かったです。上手すぎて浮いるぐらいに感じられました。だからなのか、ナンバーも多く割り振られていたようですし。 第2部では基本的に花組メンバーだけですから、登場は第1部になりますが、あれだけの歌唱力がありつつも第2部にいなかったというのは残念でした。 田中公平さん、今までいろいろと楽曲を聴いていたのですが、とにかく職人さんです。 しかし! 第2部の音楽は認められません。 どう聞いても無理しているとしか思えない作風になんか気の毒になってしまいました。 派手な熱い楽曲を得意と聞くのですが、全く対極な楽曲ばかり。これは広井王子の要請に応えてこのようになったのでしょうけれども、彼の脚本もなんだこりゃですから、当然楽曲がこのようになってしまっても文句は言えないでしょうが・・・ 具体的な内容については、今回のこの公演ではさほど重要ではないと思ってもしまうので、書きません。(ちょっと面倒だから、というのも半分。スマヌ) 第2部の、がんばって単なる楽しいイベント以上の物を目指そう!などというようなスタンスを取らないで、田中公平さんが得意とする楽曲を効果的に使用できるようなステージを編成した方が、より充実感があると思うのですが・・・ 重ねてですが、イベントとしては最高でした。 はい。 つまり素人さんは手を出すとキケン、ということでもあるのですが・・・(笑) 参考文献 公演公式パンフレット 補足 *1 檄帝【げきてい】 |
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