こんにちわ。
ここでは、私(chihiro)が観てきた宝塚歌劇&舞台&映画作品について感想をまとめています。
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4/10の『アンナ・カレーニナ』に続き、
翌日の2008/4/11に『ME AND MY GIRL / ミー&マイガール』を観てきました。
以下、多少細かく。
今回は、宝塚版の『ミー&マイガール』の初観劇。
ミーマイについては、ストーリーもハッピー、ミュージカルナンバーも聞きごたえのある曲ばかり。
実際の舞台で観ることができるのは、なんといっても
幸せぇ〜...
この一言に付きます。
もう言うまでもなく観るべきっ!
観るべきなのですよっ!
しかし!
今回の公演の全体の印象としては、
まだまだおもしろさが完全に出きっていないとも感じました。
現在の出来も、面白さや楽しさは十分。十分楽しめるんです。ホロリとさせられるんです。
けれど、コメディのシーンに不思議な間やテンポが見えて。
こういう間やテンポって、これからももっと変わるんじゃないかと思えるだけに、
まだまだこれからの月組の『ミー&マイガール』に期待してしまいます。
私には、生徒さん達のポテンシャルからすると、もっと面白くできるはず!って思えてしかたがない。
今のままでも十分楽しい。
けれど、これからももっともっと面白くなりそうです。
他の方の観劇記事でも、初日から良く変わっているという感想も有りましたし、
大劇場の楽に向かって、そして東京公演での進化ぶりをなおさら期待してしまいます!
物語については公式サイト内容をご覧ください。
ミーマイは、
楽しくてハッピー
絶対です。おすすめ。
何も知らなくても楽しめますし、反対に知らない方が楽しめることも多いかもしれません。
いろいろとサプライズがあるので、
初めてご覧になる方には、この瞬間にページを閉じていただくのが吉かも。(w)
宝塚歌劇を見たことが無いならば、ミーマイから入るのは、なおさらおすすめ。
入りやすい作品No1ではないかと。ベルばら並に。
以下、ネタばれる記述が含まれます。
ご注意ください。
たくさんの人たちが出てくる場面。
例えば、貴族たちとか、メイドさん達など、とにかくたくさん登場されます。
自ずとコーラスの厚みや、ダンスなどの迫力が増して見えて壮観。
1幕のはじまり、車でヘアフォード家へ向かう人々、曲は「ヘアフォードの週末」。
厨房の料理人とメイドさん、執事のコーラス「英国紳士」。
2幕のはじまりの「太陽が帽子をかぶってる」と、タップ。壮観です。
この3つのコーラス曲、良いですねぇ〜
登場人物が多いと、曲にもボリュームが出てきて、なおさら聞きごたえがあります。
特に、「太陽が帽子をかぶってる」の勢いのいいことったら無いです。
階段を降りてゆくようなメロディーや、曲の最後の登りのメロディーライン、好きなんですよ。
タップもすごいです。
ランベスウォークは定番。
私の席は2階席でしたが、丁度2階席の左右のドアをつなぐ通路の後ろ側の席。
ランベスになって、その通路にすすすーと生徒さんたちが入ってきて、歌って踊って下さいました。
初舞台生さん達?かな?ですよね?
観ている私は、もはや舞台は完全にそっちのけ。
ステージとか銀橋とか一階席の様子なんて全く観ず、目の前の生徒さん達に注目!
みなさん、あーーー
もうっ、キラキラしすぎっ!
ま、眩しいっ!
学校で先生に「キラキラ禁止っ!」て注意されちゃうんじゃないか、
ってぐらいの笑顔とダンス、そして、ちゃんと歌っていらっしゃったし。
もう眩しすぎて、ランベス1階側ステージの記憶は
全く無し!
いや、本当に。全く記憶が無い。
2階の生徒さんたちが一斉にしゃがんで、ステージに注目させる瞬間がありましたが、
あれがなんのシーンだったのかも定かでは無く。
誰かが何かを言っていたような...
2階で踊ってくださった生徒さん達だけで、満足しちゃいました。
ランベスではステージから降りて来る演出のようなのですが、
何もないと2階席では「一階なにやっているのかなぁ〜」、
「客席側に降りてきているようだけれどいいなぁ〜」とか、
1階から歓声が聞こえてこようものなら前のめりになって「どれどれ?」って覗き込んだりして、
楽しい半分ちょっと残念感も漂う訳です。
えー、今回は残念感なんて全く無いんですけれど。はい。
反対に、2階の、それも通路のちょっと後ろ側でよかったぁ〜
ミー&マイガールを歌ってのタップシーン。
これだ!!!!
これこれ、これですよ、やっぱり好き。
サリーのソロ。
ホロリとさせられます。
切ない。
私の主観ですが、序盤のビルとジェラルドの、セリフや演技の間に、変な緊張感が漂っているように感じました。
ひとつはビルとジェラルドの演技は、細かい間やテンポが難しい役柄なんだろうなぁ〜と。
そして、まじめにコメディの間やテンポ?をはかっているようにみえてしまって。
瀬奈さん、遼河さんが、とってもまじめな男役さんで、
まじめにビルとジェラルドを演じているからなのかなぁ〜、と想像。
序盤のビルとジェラルドが、もっともっと間とテンポが良くなると、
序盤のテンポがもっともっと良くなって、うれしい!
きっと東京に来る頃には、もっと変わっていると感じて。
月組のみなさんには総じて、まじめなんだろうな、という印象を受けました。
男役や、娘役という型や、歌になるとガチッてはまる。
なので、コメディもまじめに演じてしまおうとしていないかなぁ〜って。
ビル役の瀬奈じゅんさん
すっごい頑張ってらっしゃいます!
しかし、そこはかとない硬さというか、
ちゃんとやるぞオーラ
を感じます。
ちょっとしたボケ?や遊びにも、「ちゃんとボケてますっ!」
「ちゃんとふざけてますっ!」っていう空気が。
もしかしたら瀬奈さんは、根がすごいまじめで、男役としての型もしっかりしていらっしゃる方なのかな。
なので、ビルのような役では「ちゃんと」崩して演じている、というような雰囲気になっちゃうのかな?
序盤のビルは観ていて、ほんのちょっとばかし緊張感を誘うんですよねぇ。
なのか、後半になると、図書館のシーンとか、
サリーを探しての外灯のシーンや、フィナーレの白タキ姿などが、とてもしっくりくるんです。
前半のまだ伯爵様でない下町バージョンのビルの、
ふざけているときの間やテンポが良くなると、
もっと面白くなるなぁ〜!
こういうテンポとか間って、公演が進めば進むほど良くなって行くんじゃないかな?
っていうわけで、これからのビルの進化にも期待しています。
サリー役の彩乃かなみさん
あ!ここに
下町娘のサリーがいます!
「あごで受け止めて」って、切ない...
サリーの語りの地声っぽい話し方は、マッチしていますね。
でも歌になると、別人!?って思うほどの清楚な歌い方が出てきたりして。
こうなるとサリーとは思えないぐらい上品。
彩乃かなみさんがそのままのトーンで歌うと、確かにサリーにしては上品過ぎるかも。
ラストの白いドレスに身を包んだサリー。
ヒギンズ教授やりすぎ。もう別人じゃないですか。
サリーとは思えない変容ぶり... サリーというより彩乃かなみさん。
お声に付いていろいろな感想で触れられていたので、多少気にして観ていたのですが、
全体を通して一貫した声のトーンというわけではないようなので、
今の声の調子は意図しないお声なのかな?と想像します。
セリフの話し方は、地声っぽいトーン。
歌になると、美しい娘役ヴォイスと地声モードが半々。
音程によって地声モードになったり、娘役ヴォイスになったりで、
同じ曲の中でも音程で切り替えて歌われることがあって、曲の雰囲気が変わることもありました。
ランベスの曲のサリーのソロで、トーンが1オクターブ落とされている?という部分も。
これを意図した演出上の工夫か、彼女の声の調子マターか、
でも調子が悪いとかいう心配してしまう声でもなさそうだし、謎。
ごちゃごちゃ書いていますが、個人的にはイメージ通りのサリーで安心しました。
ジョン卿役の霧矢大夢さん
どれだけジェントルマンですか!っていう霧矢さん。
風貌からすると、ちょっとかっこよすぎないかしらん、っていうぐらい。
やはり鬚か!鬚なのか!この異彩を放つ元は!(w)
ジョン卿の、サリーの家の前で話を持ちかけるところが好き。
家付き弁護士のパーチェスター役の未沙のえるさん
なんというか、もう、あのとぼけた眼鏡とおひげと、
手と体を震わせる独特のポーズ?で、キャラが立っていました。
パンフレットのパーチェスターの写真を見たときに、
ただ一人受けを狙っているとしか思えないお姿に衝撃を受けました。
パーチェスターのソロ曲が、未沙さんには低すぎるのでしょうか。
低音に頑張りが感じられました。
ジェラルド役の遼河はるひさん、ジャッキー役の城咲あいさん
幕があがってすぐに、ジェラルドがジャッキーにつれなくされるシーンが続きます。
ここのジェラルドの演技やセリフの間がしっくり感じられず、ひとり空回りしているようにしか見えず。
そして、ここでの相手役ジャッキーの演技はというと、これが反対に安心の一言。
余計にジェラルドのセリフのテンポ?間?が...
しかしながら、瀬奈さんと似て、ジェラルドの遼河はるひさんも、
後半やフィナーレになると俄然印象が変わって見えてくるんですよね。
本当にきちんとした男役さんの姿に見えてくるんです。
その後半と前半のジェラルドの姿が違いすぎ。(w)
ビルよりも先に舞台に出てきて、三枚目の演技をしなくちゃならないのは大変。
しょっぱなのジェラルドの演技は、
ラストへの伏線としても注目ポイントだと思うので、
もう少し力を抜いて、テンポ良く見せて欲しいですね。
ジャッキーの城咲さんの演技と歌は、最初から安心の一言。
ジャッキーは男役さんがやられる役と思っていましたが、城咲あいさんは娘役なんですね。
演技が大きくて、強気なところとか、ビルに迫るところの妖艶さ?とか、迫力あるんですよね。
観ている際には、彼女のかっこよい男役の姿を思い描いていたのですが、娘役だったとはおもわなんだ。
いわゆる娘役のイメージからは想像しにくい姿ですね。
城咲さん演技の幅が広いのかな?
サリー役彩乃かなみさんと、ジャッキー役の城咲あいさん、
キャラクターが安定しているというのも有るんでしょうが、
安心してみることが出来るお二人です。
鎧役の(名前わかりません!)さん
パンフレットにも名前が無かったぁ〜
いったい誰だったんだろう。
よくよく観ていると、結構立ちっぱなしでステージに出っぱなし。
その上、あの鎧を着たまま結構な高さの段を飛び降りているし。
ご苦労様です。
誰なんだろう。
(っていうか、なんでこういう細かいところが気になっているんだろう>自分)
「ミー&マイガールは楽しい!」っていうところで十分かと。
他に書きようもないし。
もしご覧になったことがない方には、是非観てほしいです。
観た回では、ビルの細かいネタはみんな成功していましたかと思います。
帽子を放るのも成功。
マントの海老もありました。
落ち込んで、マントで風船を作って萎むのはありませんでした。
コートを外灯にかけるのも、問題なし。
お客さん側の手拍子が、裏打ち、表打ちが混在という手拍子になっていました。
劇中のランベスウォークでは、裏打ち手拍子だったのに、なぜかフィナーレでは表打ち。
少しすると裏打ち、表打ちが入り乱れるという、不思議な手拍子になっていました。
お客さんの中で手拍子を探っている(w)というこれまた不思議な雰囲気を感じて。
そして、なぜ同じ曲で同じお客さんで、裏表が変わるのだ?という謎が。
あまり意識していませんでしたが、もしかしたら宝塚では表打ちのほうが多いのかも?
裏表が曲で変わって、ごちゃごちゃしたんかな?
ま、楽しめたので、どうでもよいのですが、ちょっと気になったのでメモ。
全体を通してすっきりした印象。
多少ライトな感じは否めませんが、違和感はなく。
強いて1点
図書室の場面の舞台セット、ボリューム不足では?...
場がヘアフォード家の歴史の重厚さが?セットからは感じられず、薄っぺらく感じてしまった。
制作サイドではいろいろな制約があるんだろうなぁ〜、とは思うのですが、ね。
他のシーンがそれなりの奥行きを感じるセットになっているだけに、
比較すると図書館がすっきりしすぎているように見えました。
宝塚の『ミーマイ』を観ることができたのは、何よりもうれしい。
東京公演を楽しみにして。
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作詞・脚本:L・アーサー・ローズ L.ARTHUR ROSE 、ダグラス・ファーバー DOUGLAS FURBER |
[月組]
[専科]
[宝塚歌劇団第94期生] |
会場:宝塚大劇場
日時:2008/04/11 13:00-
座席:A席 2階9列23番 \5,500-
Posted at 2008/04/14 18:10 in /diary/Troupe_Moon
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