こんにちわ。
ここでは、私(chihiro)が観てきた宝塚歌劇&舞台&映画作品について感想をまとめています。
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桜が満開の中、深川とっくり座『ふたたび丹青の「大工調べ」』を観てきました。
とっくり座の大工調べの観劇記を、以下少しばかり。
落語をベースにしたお芝居をされている、とっくり座の舞台を観ました。
前回の『新・目黒のさんま』と同じく、今回もドタバタと行き違いとぼけが入り混じった舞台でした。
主観星は三つなんですけれど、安心して落ち着いて楽しめる舞台になっていたので。
派手さはないのですが、素朴に安心して楽しめる舞台ですね。
噺の核となる筋は、以下のサイトが参考になるかと。
とっくり座の舞台では、
等と、キャラクターの多さを生かして、ドラマやエピソードを膨らませて見せてくれます。
主に大工連中、長屋連中、大黒屋連中、大家さん、という集団が出てくれます。
最初は、それぞれがバラバラのつながりとして描かれています。
なので、最初は「これらの人たちがどういう風につながって、
ストーリーが展開するんだろう?」と疑問に思うことしきり。
それが、終盤に向かってぐぐーっと収束して、大団円に向かってゆくのは良かった。
物語自体は派手じゃないしちょっと地味かもしれないけれど、
こういうダイナミックな全体の流れがあるストーリーは気持ちいい。
大家さんの悪人面が180度変わる瞬間なんぞ、もうそれはそれは気持ちいいですな。
主人公の大工、人が良いのだが、ちょっと頭の回らない与太郎役、境田真理子さん。
最初キャスト表をみて「え?大工で女性?」って思っちゃったんですけれど、
この大工の性格をイメージで表すと境田さんはぴったり。
こういう書き方は失礼ですが、あのふくよかで可愛らしい風貌が、与太郎の性格を体現しています。
最初の登場の瞬間に、誤解しようがない与太郎がいましたから。
与太郎が大工として働く棟梁役の、佐藤祐一さん。
長屋の大家さんに切れて、延々大家さんの過去やらなんやらを一切合切ぶちまけるあの長セリフ!
いよっ!棟梁!
かっこよかったっす。
そして、長屋の大家役の押田浩幸さん。
与太郎の大工道具を返さないで、利子はとると、もう悪人。
そしてステージ上でも長屋メンバー&姫一行&大黒屋一行が束になってもかなわないと思わせるあの悪人ぶり。
観ていると、心底悪いなぁ〜、この人は絶対役を離れても悪人、それも、顔色を一切変えないで相手を追い詰めそう、
最後までこの人が変わることはありえんだろう、としか思えない。
それが姫の大岡裁きで、あの萎えっぷりときたら。
それまでの悪人面が強烈なだけに、あの最後の萎え方が、コメディになっています。
もう、ふにゃふにゃ。
押田さんの演技があったからこそ、とぼけた中にも緊張感が続いたのだと感じました。
演技力でも押田さんは、すごかった。いろいろな意味で飛び抜けてすごかったです。
長屋一行ひぐち丹青さん達や、姫の家来役の前田さん。
主にボケまくる役の皆様。
不思議においしいところを持ってゆくんです。
ちょっと目を離すと勝手にボケている可能性があり、なぜか、目が離せず。(w)
大黒屋女中おさと役の豊川真由さん。
あんなつぶらな瞳で、パンク姿とは信じられません。
まぁ、安心して観ることが出来ます。
脚本も演出も変にはらはらさせることは全く無くて、こういうところに職人芸を感じます。
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[スタッフ] |
[キャスト] |
会場:深川江戸資料館小ホール
日時:2008/03/29 14:00-
座席:自由席 \2,500-(前売)
Posted at 2008/03/30 20:03 in /other/play
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